スタートして果敢にハナを奪うと、マイペースの逃げ。最後の直線では2着馬に迫られたが、2馬身半差で先頭でゴールイン。鞍上は右手を高く突き上げた。見事な復活劇に「感動して涙が出てきました」と生産者の桑田牧場・桑田美智代代表。今後が楽しみでならない。(内海裕介) ...
《血統》伯父にBCクラシックなどGⅠ4勝のセイントリアム。いとこに同じくBCクラシックなどGⅠ6勝のガンランナーがおり、血統的なスケール感は抜群。スピードあふれる米国色の強い母系に、父のキズナがうまくかみ合い、瞬発力が備わっている。
世界の騎手の第一人者、ランフランコ・デットーリ騎手が先頃、自身のSNSで引退を表明した。アルジーヌとコンビを組んだBCマイル(6着)が米国での最後の騎乗となった。
日本が歓喜に包まれたフォーエバーヤングのBCクラシック制覇。個人的にいいなと思ったのは、SNSにアップされていたゴール直前の矢作調教師と藤田晋オーナーの様子でした。ビジネスの世界で成功を収め、マージャンの世界でもプロを相手に渡り合ってきた百戦錬磨のオーナーが、何度もガッツポーズ。それだけ競馬には人の心を動かす力があるのだと実感しました。本当におめでとうございます。
《本紙の狙い》アイディアリストは現級で3勝の実績があり、休み明けでも地力は一枚上だ。もまれずに運べる外枠は都合が良く、復帰戦から強気に動いて勝ち切る。上昇ムードがうかがえるミヤビモルタル、末脚が生きる流れでゼンソレイユも上位に浮上する。
2年連続の優勝パレードに「最高の時間です。すごい盛り上がっててうれしいです。もうチームメートにすごく感謝したいし、また頑張りたい」と喜んだ。MVPトロフィーを掲げた瞬間には「もう頑張ってよかったなと心から思いました。試合後の僕にはめちゃくちゃ重かったです」と両腕で目いっぱい掲げたシーンを笑顔で振り返った。
2Rのサクラヴィグールが残る一頭。「(全2勝が1400メートルで)距離延長がどうなのかと聞かれるんですが、折り合いがつくし、すごく乗りやすい馬。全く問題ないと思っています。しっかり乗り込んだし、間違いなく前走(7着)よりいい状態。メンバー的にも好勝負になるでしょう」。頭数も落ち着いて今度は決めたいところだ。
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《本紙の狙い》転入初戦の前走を7馬身差で圧勝したマイネルサンテが不動の中心だ。時計も優秀で、手応えにもまだまだ余裕があった。B1組は通過点になる。4戦連続で連対中のバンダムアゲインが相手筆頭。一時は不振が続いていたが、最盛期の勢いを取り戻した今なら強敵が相手でも見劣らない。勝ちみには遅いが、堅実に駆けるインヴェスターも相手からは外せない。
《本紙の狙い》オスカーブレインが巻き返す。盛岡1000メートルは【2・1・0・0】とベスト。2走前は忙しい850メートル戦、前走はハイペースで展開が厳しかった。絶好の最内枠を引き当て、主導権を奪って後続を完封する。エイシントルペードは今季、重賞を2勝。特別戦のメンバーなら軽くは扱えない。5戦5連対の得意舞台に戻るグアドループも押さえる。
《本紙の狙い》3歳馬スカーレットクロスは、めきめきと力をつけている。5戦連続して3着以内と好調だ。折り合いに不安はなく、マイルでも大崩れはない。3戦連続2着のエスメラルドエクラが次位。同条件の前走でハナ差の2着だったタイキモンストルも侮れない。
松山は「13年前に87歳で亡くなってるということは、ご存命だったら100だったんだよな。大滝秀治さんは俺はもう大好き役者さんでしたね。いろんなドラマにさ大滝さんって必ず必要な役者さんだなぁ、やっぱり各時代にそういう人っているよな。別に主役は張らないんだけど、必ずこの人がいてくれれば、ドラマとして成り立つみたいなね」と明かしていた。